Q1.Samadhi-Labとはなんですか?
A1.サマーディ ウィンドサーフィン 研究所 の略です.Samadhi-Labは私設の研究機関です.
今現在は主にスラロームのフィンの研究と開発を行っています.
※2009/5月に名称を Samadhi-Lab(サマーディーラボ)と改称しました.
Q2.Samadhi-Lab(サマーディーラボ)への改称の理由は何ですか?
A2.浜名湖以外の場所でもテストを行う必要性が出てきて,実情にそぐわなくなってきたためです.
Q3.Samadhiってどういう意味ですか?
A3.仏教用語の“三昧”から来ています.三昧というと贅沢三昧,放蕩三昧なんていう悪いイメージを思い浮かべがちですが,本来の三昧の意味は,“精神集中が深まりきった状態”,“自分と自分以外のものを区別しない状態”を意味します.
いい道具とはなんだろう?そんなことを考えたときに,本当に気持ちのいいウィンドサーフィンをしている時は,道具と一体になり,どこまでが自分でどこからが道具か,などということは気にしなくなってきます.そしていつしか,風,水,波など自然や森羅万象と呼ばれるような大きな何かとの一体感を得ている.この境地はまさに“三昧:サマーディ”ではないでしょうか?
この“三昧:サマーディー”により届くための道具を開発し,道具,そして大自然と一体になる,自分と自分以外のものを区別しなくなる,そんな願いをこめて,この名前にしました.
Q4.この研究開発をはじめようと思った理由は何ですか?
A4.純粋に速くなりたいという気持ちと,ウィンドサーフィンの道具を研究開発したら
面白いだろうという個人的な興味と探究心からです.
Q5.どうやって作っているのですか?
A5.CADで3次元のデータを作成し,NCで0.05mmの精度で切削加工します.詳細はLABORATORYをご参照ください.
Q6.商品化の予定はありますか?
A6.2009/12月よりウィンドサーフィンショップにてご購入が可能になりました.販売店はSHOPSをご覧ください.
Q7.一本作成するのにいくらかかるんですか?
A7.時価です.現段階でいろいろ手を加えているのでそのときにより加工費は変わります.
今現在一般的に流通しているものよりも若干高めです.
ですが毎回作るごとにコストダウンを図っています.
そのうち市場に出回っているものよりも大幅に安価に作れるようになるかもしれません.
Q8.他社のコピーフィンは作れますか?
A8.難しいと思います.各社が作っているフィンの形状は各社のオリジナルのものです(当然ですが).
で,仮にそれをノギスで測ったりいろいろな測定方法で近いものを作ったとしても,
測定方法次第だとは思いますが0.1mm以上の誤差が出ると思います.翼型に0.1mm誤差があればそのフィンは
違う性能になると思います.そもそも他社のコピーを作る予定はありません.
Q9.組み立て方式,翼断面について特許はとらないんですか?
A9.この研究に注目していただいて真摯にアドバイスしていただいて感謝なのですが,そもそも商才がないのか
そういった方向に気力が向かないというのが正直なところです.そういった方面に時間を費やすなら研究
に時間を割きたいと考えています.
Q10.設計データの提供は行っていますか?
今現在(2011/02/24)どこにも設計データの提供は行っていません.希望があればご相談に乗ります.メールにてご連絡ください.
Q11.他社にコピーされたらどうしますか?
特許等で保護しているわけではないので,デザインを守る手段もないというのが実情です.ですがQ8でも書いたように,コピーを作るのは至難です.似たような形状をしていても性能自体は“似て非なるもの”になると思います.もし類似商品があったとしても,当然ですが,その品質に関してSamadhi-Labは一切責任を負いません.
Q12.Hi-Windに掲載されている電話番号が通じないのですが,連絡先はどちらになりますか?
2011年3月より,Samadhi-Labは静岡県浜松市より愛知県豊田市に移転しました.そのため,Hi-Wind2011年の春のカタログ号までに掲載されている住所は現在のSamadhi-Labのものではありません.新しい連絡先ですが,電話は平日の日中に出ることが難しいため,公開は控えさせて頂いております.電話番号は必要に応じて個別に連絡いたします.こちらの都合で申し訳ありませんが,メールinfo@samadhi-lab.comでのご連絡が助かります.2営業日以内に返信いたします.お手数をおかけいたしますがよろしくお願いいたします.
最終更新日 2009/10/07
更新履歴
2011/05/26 追加 Q12
2011/02/24 追加 Q10,Q11
2009/12/21 編集 Q6
2009/10/07 追加 Q2
2009/05/15 追加 Q8
2009/03/08 追加 Q6〜Q7
2009/02/28 作成 Q1〜Q5